人気ブログランキング |

カテゴリ:日常( 20 )

情熱大陸を見ました

先日、テレビ番組の『情熱大陸』に
建築史家・建築家の藤森照信さんが出演していらっしゃいました。


藤森先生(全く面識はありませんが
敬意を込めて先生と呼ばせていただきます)の建築は、
高過庵とかタンポポハウスとかを学生の頃に知って、
「たかすぎやん…」「おお…草…」
という感想を持ったことを覚えています。笑


これまで建築以外の人にも注目されるような
話題性のある建物を設計されてこられたわけではないと思いますが、
テレビでも紹介されていた、
ラコリーナ近江八幡や多治見市モザイクタイルミュージアムなどが
観光地として人気になっていることを知って、
藤森先生の設計した建物や書籍などに興味が湧いてきたという
方も多いのではないでしょうか。


実は私もその一人。
建築の歴史的な部分や路上観察学会などの活動を
調べてみようと思ったことはもとより、
今で言うDIY的な建築の作り方や、
ワークショップを導入したときの施主や関係者の巻き込み方など、
藤森先生の知識や人柄をベースにした、
いわゆる“インスタ映え”する建築の作り方は、
一見変わっているように見えても、
これからの設計者が目指すべき
一つの像ではないかなぁとも思いました。



そして何より、テレビで映されていた
藤森先生の少年のような笑い方とその行動。
それにとても感動したと同時に、
いくつになってもこういう気持ちのいい人でいたいなぁと
思わせてもらいました。

見逃し放送期間も終わってしまったようですが、
まだ御覧になってない方は何かの際に見てみると
建築・建築家に対するイメージが変わるかもしれません。



by hakutosekkei | 2020-06-29 19:07 | 日常

岩美めぐみ館 竣工

新型コロナウィルスの感染拡大に伴って、
いろいろなことが動いた5月も終わりが見えてきましたね。
緊急事態宣言が解除されて2週間経過しましたが、
お陰さまで弊社はこれまで大きな混乱もなく、
業務を続けることが出来ています。



今回のコロナによって、建築業界も様々な影響が出ていますが、
かねてより弊社で設計・監理をさせていただいておりました
『岩美めぐみ館』が3月末に無事竣工しました。


もともとオリンピックの関係で入手しづらい資材があったり、
コロナによって中国で製造している部品などの流通が鈍くなったりと、
困難な状況もありましたが、幸い冬場の天候にも恵まれ、
工期内に完成することが出来ました。


岩美めぐみ館 竣工_b0253614_21591223.jpg


単に役場ご担当者様の各種調整や
施工会社様の工程調整などの賜物だと思います。

関係者の皆さま、本当にありがとうございました。


一方、オープンは4月の予定でしたが、
現在コロナの影響により使用を控えられているとのことでした。
一日も早く今回の感染症が収束し、
多くの方に使っていただける日が来て欲しいなと思います。




私個人としても、入社後初の担当物件が
無事に竣工を迎えることが出来、大変嬉しく思っています。

設計時に作成したパースほぼそのままに
建物が作られていく様には我ながら少し驚きました。笑

今後も良質な建築物を作っていくことが出来るよう、
さらに精進していきたいと思います。




by hakutosekkei | 2020-05-29 22:12 | 日常

身体感覚のこと

世間では新型コロナウィルスの感染拡大が懸念されているところですね。
鳥取県内においても3月からは臨時休校の措置が取られるようです。

今のところ県内の感染者は確認されていませんが、
今後も感染者が出ないよう、また感染拡大を防ぐよう
弊社においても手洗いなどの対策を継続していきたいと思います。



さて、最近趣味・健康維持のために休日にランニングをしています。
マラソンなどへの参加は夢のまた夢ですが。笑

日頃車通勤をしている身にとっては、体を動かすこと自体貴重な時間であります。
パソコンの前で何時間も過ごしている鈍りがちな身体を目いっぱい動かし、
外の空気をたくさん吸うと、とてもスッキリしてリフレッシュ出来ます。


また、
「こんなところに小さなカフェがある」とか
「あそこの家の佇まいがかっこいい」など
様々な発見があります。
(勝手に建物の写真を撮るわけにはいかないので
 走っている中で出会った綺麗な景色を載せておきます)


身体感覚のこと_b0253614_11285682.jpg
八千代橋から千代川を望む(普段は車でサッと通り過ぎてしまいがち)



建築設計の中で重要な要素は、
寸法などの絶対的な“数値”であることは間違いありませんが、
それらと同様に、
その場所の匂いや空気のようなもの、街中の家や建物のスケール感など、
人間の五感を使って感じ取る“感覚”もとても重要である。

車から降りて、自分の足で移動してみるという行為が、
そのような初心を思い出させてくれると同時に、
新たな気付きも与えてくれます。

by hakutosekkei | 2020-03-03 19:05 | 日常

明けましておめでとうございます

オリンピックイヤーの2020年がいよいよ始まりました。


暦の都合上、弊社も今年は長めの冬休みをいただき、
1月6日に仕事始めを迎ています。


近年雪が降らないことも珍しくなくなった鳥取ですが、
この年末年始は雪予報が出ていました。
ただ、心配したほど天候が崩れることもなく、
穏やかなお正月を迎えられた方も多いのではないかと思います。




さて、先日ニュースで官公庁などでの仕事始め式の廃止が報道されていました。
働き方改革や業務の効率化などが目的ということのようです。

弊社においては仕事始め式のようなことは行っていませんが、
例年仕事始めの日には鳥取、倉吉、米子から
全社員が集まっての新年会を開催しています。




新年会は社長のあいさつを皮切りにスタート。

1月6日付けでの新入社員の方の紹介や、
各自の今年の抱負を発表するという場面もあり、
和やかな雰囲気の中にも、
新しい年への決意や目標を確かめる、
メリハリのある時間となりました。




度重なる自然災害や、人口減少による地方都市の衰退など、
建築・土木業界を取り巻く状況は年々厳しさを増すところではありますが、
その分、専門職としての知識・技量を活かして
社会へ貢献出来る機会とも考えられます。


働き方改革・業務効率化など、社会的な流れにも乗りつつ、
しっかりとした品質での業務を心掛けていきたいと思っております。





本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




明けましておめでとうございます_b0253614_15254976.gif

by hakutosekkei | 2020-01-08 18:10 | 日常

一級建築士試験

先日7月28日に一級建築士学科試験が行われました。
受験されたみなさま、まずはお疲れ様でした。

結果がよかった方はホッと一息という感じだと思いますが、
10月2週目に行われる設計製図の試験のための準備がすぐ始まります。



学科の試験は選択式のマークシートを用いた試験でしたが、
設計製図の試験は予め与えられた課題に合致する建物を実際に設計する力を図るという試験です。

6時間半の制限時間内に図面上に表現しきるという作図力はもちろん、
試験当日に発表される詳細な要求条件を読み取る読解力、
要求条件を法律に合致させる建物にしていくための設計力、
設計主旨や構造・設備の採用理由などを説明するための文章力など
様々な知識・技能が求められるのがこの製図試験の特徴です。

学科試験と製図試験、両方合格して晴れて一級建築士になれるのは
わずか10%程度という大変狭き門の国家試験です。



過去には以下のような用途の建物が出題されました。


平成30年 健康づくりのためのスポーツ施設

平成29年 小規模なリゾートホテル

平成28年 子供・子育て支援センター
      (保育所、児童館・子育て支援施設)

平成27年 市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅
      (基礎免震構造を採用した建物)

平成26年 温浴施設のある「道の駅」

平成25年 大学のセミナーハウス

平成24年 地域図書館
      (段床形式の小ホールのある施設である。)

平成23年 介護老人保健施設
      (通所リハビリテーションのある地上5階建ての施設である。)

平成22年 小都市に建つ美術館

平成21年 貸事務所ビル
      (1階に展示用の貸スペース、基準階に一般事務用の貸スペース)

平成20年 ビジネスホテルとフィットネスクラブからなる複合施設




オリンピックや健康志向の高まりを受けての「スポーツ施設」
インバウンド需要や国内旅行の人気上昇からの「リゾートホテル」
待機児童問題の解消や保育環境の向上の観点からの「子供・子育て支援センター」

などなど、製図試験の題材になる建物は、世相を反映したものになっている。と、
よく言われます。



社会の需要がある分野の建物の設計を通じて建築士が生まれることは、
建築士の社会的な意義から考えてもとても有益なことだと思います。



そんな中で今年の課題は、美術館の分館』

近年では都市部の大型の美術館というよりも、
富山県美術館や大分県立美術館のように、
地方都市の公立美術館が計画される傾向にあるようです。

この鳥取県においても県立美術館の計画が進んでいて、
県民の関心も高まってきており、話題としても大変ホットな時期になっています。


また、昨今の社会情勢を鑑み、
”既存が手狭になったから建替えて増床”という計画とせず、
今後の必要床面積の増減に柔軟に対応出来る思考を育むために、
敢えて”分館”という出題形式が取られたのかな、
と個人的には分析しています。



何を隠そうこの記事を書いている私自身も、
10月の製図試験を受ける身であります。

この機運に乗じて、必ずや今年の製図試験を突破します!!!


by hakutosekkei | 2019-08-05 11:12 | 日常

S寺 竣工

昨年4月に着工しましたS寺が完成しました。
住職と檀家様の想いと願いが詰まった、客殿庫裏です。

S寺 竣工_b0253614_09281889.jpg
外観正面です。
左側の玄関が客殿、右側が庫裏の玄関です。


S寺 竣工_b0253614_09344240.jpg
中庭から望んだ外観です。
池に貯まっていた泥も取り除き、中庭をきれいに整備しています。


S寺 竣工_b0253614_09351259.jpg
客殿玄関を入り、左側は客間、右側は住職法衣更衣室となっています。


S寺 竣工_b0253614_10192515.jpg
客間は12帖二間続きの広々とした室としています。
長押に取り付けている、黒い六葉の釘隠は住職自ら探して来られました。


S寺 竣工_b0253614_09352367.jpg
住職法衣更衣室の襖紙は、旧客間で使われていましたものを洗浄して
再利用しています。
襖紙はあと2枚再利用していますが、四季を描いた襖紙です。


工事期間中は天候にも恵まれ、予定通りお引き渡しを行う事が出来ました。
住職を始め、この建物に関わりました多くの皆様に感謝申し上げます。



by hakutosekkei | 2019-06-24 13:08 | 日常

歴史のこと

設計を始めるにあたって、敷地のことやその地域のことなど、

まず周辺環境についての調査を行います。


前面道路の交通量や、近隣の施設、日当たり、風の強さ・・・

その建物の形状や使い勝手などを決める上でとても重要な要素ですね。

弊社は県内出身の社員がほとんどですので、

日常生活の中で感覚的にわかっていることなどもあり、

そのあたりには強みがあると自負しております。


ただ、その場所の歴史や成り立ちなどについては

出身者といえども意外と知らないことも多くあったりします。


先日も設計活動の一環として歴史のことを調べる機会がありました。

年代を遡って昭和初期や大正期などのことまで見ていくと、

雨や雪が多い鳥取ならではの生活の仕方や、住居の作り方など、

今の時代に見てもとても参考になる資料もあって、

気づけばかなりの時間図書館に籠ってしまいました(笑)


住んでいる私たちだからこそ知っている地元と、

灯台下暗し的にまだまだ知らない地元があることをとてもよく感じた出来事でした。


日々の業務の中でそれだけに多くの時間を割くことはなかなか難しいですが、

許される範囲でしっかりとリサーチを行い、

今後もより地域に根付く建物を設計していきたいと思います。

歴史のこと_b0253614_17530647.jpg


ちなみにこれは弊社の近所にある標識。

このとても意味深な通り名の由来も今後調べてみたいと思います。


by hakutosekkei | 2019-05-31 18:05 | 日常

湯梨浜中学校見学


先日、弊社倉吉事務所で設計監理を行った湯梨浜町立湯梨浜中学校を見学してきました。

この湯梨浜中学校は北溟中学校と東郷中学校が合併して、

平成31年度より開校する新しい中学校です。

湯梨浜中学校見学_b0253614_08541650.jpg


新中学校の校章。湯梨浜のYと花びらがモチーフのようです。



湯梨浜中学校見学_b0253614_08543758.jpg
来客・職員用の玄関。

西面への日射を抑制するため垂直ルーバーが設けられています。

湯梨浜中学校見学_b0253614_08543559.jpg

生徒用昇降口。

湯梨浜中学校見学_b0253614_08570088.jpg

こちらは中庭。透水性の舗装ブロックを使っているため、上履きのまま外に出ることも出来ます。

湯梨浜中学校見学_b0253614_08542845.jpg

階段は下から上まで見渡せる計画となっており、上下階を緩やかに繋いでいます。


湯梨浜中学校見学_b0253614_08542370.jpg


湯梨浜中学校見学_b0253614_08543377.jpg

大屋根が印象的な体育館は柔剣道場の上階にバトミントン・卓球のアリーナがあり、

2層分の吹き抜けを持つメインアリーナはかなりの大空間でした。



新しい中学校が、生徒の皆さんのより良い学校生活の場になればいいなと思うと同時に、

災害時の避難場所や地域活動の拠点としてなど、

昨今の多様なニーズに応えられる学校建築のあり方をしっかり研究して

今後の設計に反映していきたいと思いました。


by hakutosekkei | 2019-03-29 17:18 | 日常

建築基準法改正について

建築基準法についての話です。
国内で建築される全ての建物に適用される建築基準法。
実は数年毎に改正されつづけています。

設計者としてこの法律と向き合い、日々の業務に従事していく中で気が付くのは、
この法がきちんと建物を建てる・利用する方々を向いて策定された法律であるということです。

たとえば、国産・地域産木材を大規模な建築に用いる為の新しいの規定の追加、新たなニーズにあわせた用途の見直しなどがあります。
法律も時代に合わせたものであり続ける様、月日と共に姿を変えているのです。

平成30年度も法改正がありました。
その中の一つに『既存建築ストックの活用』を目的とした『用途変更に伴い建築確認が必要となる建物の規模の見直し(従来100㎡超とされていたが200㎡超に引き上げ)』があります。
社会的問題である「空き家の活用」に対する法律改正です。
空き家等の利用に関し、用途の変更が課題となり望まれた場所での新規事業や居住等ができないという問題がありました。
そのような問題が、この法改正で変化してくると思います。

法律が変化していく以上、私たちも法を正しく理解し正しい活用が出来る様に法改正については日々議論を重ねているところです。
弊社では、法律を元に様々な工法や建材を駆使することで既存ストックの活用についても有効な提案をさせていただくことが可能です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。


by hakutosekkei | 2019-03-04 09:19 | 日常

建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律

設備設計担当のKです。
今回は私たち設計者が関わる建築の法規について紹介します。

建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律とは「建築物省エネ法」とも呼ばれている法律です。
2016年7月1日に国会で成立し、同年7月8日に交付されることになりました。
比較的新しい法律です。

非住宅では新築建物の2000㎡以上で「適合義務」300㎡以上2000㎡未満で「届出義務」となっており、
弊社でも実際に工場、自動車販売店、事務所などの届出書・省エネ計算書の作成を行っています。

省エネ計算では建築物用途に合ったモデルを選択し計算します。
簡単に言うと環境負荷がどれだけ少ないかを判断する計算です。
建物内の空調、照明、換気扇が主な計算対象ですが壁・天井の保温材質、窓の大きさなどの入力も必要になります。

建築物省エネ法は地球温暖化対策として実施されています。
機器の省エネ性能は向上していますが、日本の人口が減っている中で消費エネルギーは
年々増加しています。

ZEH、ZEBなどの新しい試みもあり、建築物の省エネ化も年々進歩しています。
我々も設計者としてどんどん新しい省エネ技術を吸収して提案していきます!


by hakutosekkei | 2019-02-01 09:21 | 日常

Hakuto BLOG


by hakutosekkei

画像一覧
更新通知を受け取る

カテゴリ

全体
日常
イベント
現場より
津ノ井保育園&デイ
K診療所
お知らせ
未分類

最新の記事

情熱大陸を見ました
at 2020-06-29 19:07
岩美めぐみ館 竣工
at 2020-05-29 22:12
開所式
at 2020-04-07 19:00
ナーシングデイ こすもす 竣工
at 2020-03-31 17:24
身体感覚のこと
at 2020-03-03 19:05

以前の記事

2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 01月
2019年 11月
2019年 08月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 04月
2016年 08月
2016年 05月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月

その他のジャンル

ブログパーツ

記事ランキング

ブログジャンル

中国
建築・プロダクト

画像一覧